裏技 納豆に砂糖を入れると、美味しさが増す…!?
納豆に砂糖をいれて食べてみると美味しい。どこかで一度は聞いたことのある話ですよね。でも実際に試したことはない…。この際、試してみてはいかがでしょうか?
納豆を買ってきて、砂糖と混ぜるだけ!これだけで納豆の粘り気が増し、美味しさがUPします!是非試してみましょう。
■裏技 納豆に砂糖を入れてみる
使うのは、砂糖と納豆!
砂糖を適量納豆にいれたら、かき混ぜてください。
粘り気が増しました!
砂糖を入れることによって糸引きが良くなり、口当たりが良くなります。結果、納豆がより美味しく食べられるようになるんです!
■裏技 どうして砂糖を入れると粘り気が増すの?
画像の左が砂糖なしの納豆、右が砂糖ありの納豆です。
同じ回数かき混ぜた納豆でも、砂糖を入れたほうが粘り気が増しました。それはなぜでしょうか?
納豆は、納豆菌が出す酵素によって作られます。納豆菌の酵素が大豆のたんぱく質を分解し、大豆を柔らかくし、あのネバネバを生むのです。
納豆菌の作る酵素の1つに、ナットウキナーゼというものがあります。この酵素は血管内の血栓を溶かしてくれる働きがあるそうです。
砂糖はこの酵素を作る納豆菌のえさになるので、菌の働きが活発化。その分、酵素も豊富に作られて、血栓予防の力が強くなるのです。
砂糖が納豆のねばねばを作る酵素の餌になるから、ねばねばが増えるのですね。砂糖が納豆の水分を吸うからねばねばが増えるという説もあるようです。
■裏技 新潟では納豆に砂糖を入れる人が多い!?
どうやら、納豆に砂糖を入れるのは、新潟の人が最も多い様子。
47都道府県の謎を解明するバラエティ番組「珍日本セキララMAP」(フジテレビ系)。2013年12月27日の放送では「納豆に砂糖をかける県別ランキング」を取り上げていた。
番組が引用した日経電子版の「食べ物新奇行」によると、新潟県人の25・9%が納豆に砂糖を入れるという。北海道も22.2%、山形と沖縄が16.7%と続く。
新潟や北海道のような、寒い地域では納豆に砂糖を入れる人が多いそう。これにはちゃんとした理由があります。
昔は納豆の発酵の技術が未熟で、あまり糸引きがよくありませんでした。加えて寒い地域は納豆の発酵がより遅くなります。そのため、納豆に砂糖を入れて粘り気を増やして糸引きをよくしていたようです。
納豆に砂糖を入れるのは、納豆を美味しく食べるために先人が考えた知恵だったのですね。
納豆の粘り気の違いを見たい方は動画をチェック♪
最後に
納豆に砂糖、聞いたときはうえっと思ってしまいますが、食べてみると甘くておいしいかも…?
納豆に砂糖を入れると粘り気が増し、納豆の臭いもある程度抑えられるそうなので、納豆の臭いが苦手な方は試してみる価値ありかもしれないですね。
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